治療の痛みを軽減するための麻酔も「痛みを感じない処置」を心がけています。「痛くない」を実感いただき、患者さまの精神的ストレスも軽減いたします。
歯科医院に「怖いところ」「治療が痛い」といったイメージを持っているのは、お子さまばかりではありません。「歯科治療に対する恐怖心」が原因で来院を先延ばしにし、悪化させてしまうケースも少なくありません。
本来、歯や歯ぐきの病気は、悪化するまでは無症状です。だからこそ、どこも異変がないうちからの定期検診が何よりおすすめですが、もしも異変を感じた場合は、とにかく一刻も早い来院が必要です。
当院はそんな患者さまのお気持ちに十分配慮した「できるだけ痛みを感じさせない治療」に全力で取り組んでおります。最近は治療時の痛みを取り除く方法が次々と開発され、進化し続けています。また、さまざまな技術を組み合わせたり工夫したりすることで「恐怖心」を持たずに治療を受けていただくことは十分可能だと考えています。
「治療の痛みをなくすための麻酔なのに、麻酔注射の痛みが嫌」
「針がチクッとくるのが苦手」
そんな恐怖心を解決するために、麻酔注射をする前には必ず表面麻酔を使います。ジェルやシールタイプなので、痛みはまったくありません。
この表面麻酔により、針を刺したときの感覚を鈍らせるとともに、お口のリラックスを図ります。
麻酔注射にもさまざまな痛くない工夫を凝らします。麻酔注射の痛みには主に3つの種類があります。
・針が刺さるときの痛み
・麻酔液の異物感による痛み
・麻酔液が注入されるスピードによる痛み
当院はそのすべての痛みを軽減するために、一番痛みが少ないとされている極細の針を使用しています。また液の温度は、体温とほぼ変わりない37度に温めます。さらに注射の際に液の注入が不安定にならないよう、電動注射器を使用して少しずつ安定した量を投入していきます。医師によっては、より丁寧にスピードをコントロールするため注射器で行う場合もございます。
そもそも「自分が何をされるのかがわからないから怖い」という患者さまがたくさんいらっしゃいます。当院では、患者さまにはまずその日の処置がどんな行程でどう進んでいくかをしっかりご説明し、納得いただいた上で治療を始めています。
そのほかに、治療の効率よりも患者さまのご気分を最優先し、うがいなどの小休止をはさんだりお声がけをしたりしながら丁寧に進めてまいります。