早い段階で治療を始めるメリットとは?

シンプルな治療ができる
子供にはむし歯や歯周病の治療跡がほとんどありません。銀歯などの修復物がない分、大人に比べて矯正装置がつけやすいのです。

多感な時期に入る前に
思春期に入ると、他人からの見た目を気にする子供が増えてきます。歯並びや噛み合わせの悪さが気になり、口元を手で覆う子やあまり笑わなくなる子が出てきます。特に女の子はおしゃれに敏感なので早い段階でそういった傾向がでています。矯正治療を受けて歯の見た目をきれいにしておけば、そういった面でも心身共に明るく成長し、健康的な生活を送ることができるでしょう。また、矯正装置のボタンも可愛らしい色合いの物もあり、カラフルに色とりどりのボタンを楽しむお子様もいます。

矯正治療は、単に歯並び・噛み合わせを正して機能改善を図るだけのものではありません。見た目が美しくなり、自然と笑顔に自信を持てるようになるのです。そして、何より歯並びが良くなるという事は、歯みがきがしやすくなるということ。歯周病のリスク、むし歯のリスクも低くなるのです。歯並びが悪いと、知らないうちに噛みしめや食いしばりになっていたりします。小さいときはわからないけれど、大きくなるとそれが象牙質の露出やクラックとなって現れます。肩こりの原因の要素になったり、例えば外国では八重歯はドラキュラと忌み嫌われるので、外資系の就職に影響を与える場合もあります。歯並びはお子様の一生に大きな影響を与えます。

子供の時は、「出っ歯」などと見た目の特徴をからかうことがよくあります。それで心を痛める子は少なくありません。早い時期に治療をスタートして、お子様の明るい笑顔を、未来を手に入れましょう!

歯並びが悪くなる原因
ほとんどはあごが小さいことです。あごが小さいためにすべての歯がきちんと生えることができず、混み合って生えてきたり(乱ぐい歯)、八重歯になったりします。

従来の矯正治療:原因に対するアプローチがなされず、便宜的に歯を抜くなどの処置で対応してきました。つまり対症療法が行われてきました。

<治療時期が遅れたための矯正治療のデメリット>
・あごを大きくすることができないために、ほとんどの場合抜歯が必要になってしまう
・通常の治療を始めは、永久歯が生えそろって(12才位)から、その時は歯並びだけでなく、骨・歯ぐき・筋肉などの周りの組織ができあがっているため、それを動かすのは生物学的に無理がある
・無理に歯を動かすために後戻りの可能性が高くなる
・年齢が大きくなってから始めた場合は、治療中に顎関節症になる可能性もある

それに対し、Ⅰ期治療はデメリットがありません!!

始める期間と時期について