表側矯正と裏側矯正の違いは何ですか?
矯正歯科治療は何歳まで受けられますか?
上の前歯の並びだけが気になるのですが、部分的な矯正はできますか?
矯正歯科の治療費も医療費控除の対象になりますか?
矯正歯科治療では抜歯が必要だと聞いたのですが...
矯正歯科の治療期間と通院間隔はどれくらいですか?
矯正治療中に引っ越した場合は、どうすればいいですか?
矯正歯科治療中の痛みはどの程度ですか?
矯正装置が壊れたらどうすればいいですか?
矯正装置をつけたら、食べ物の制限はありますか?
矯正装置をつけたままスポーツや楽器の演奏はできますか?
矯正歯科治療後、もとに戻ったりしませんか?
矯正歯科治療中に妊娠しても大丈夫ですか?
目立たない矯正器具はありますか?
矯正歯科治療中の歯磨きは大変ですか?
ブリッジや差し歯がありますが、矯正歯科治療はできますか?
しばらく通院できなくても大丈夫ですか?
2014年3月19日
審美歯科に関する質問
セラミック治療に関する質問
ホワイトニングに関する質問
インプラントに関する質問~治療前
インプラント治療ってなんですか?
年齢制限はありますか?
交通事故で歯をなくした場合でもできますか?
インプラントのメリットは何ですか?
インプラントのデメリットは何ですか?
噛み合わせが悪くても大丈夫ですか?
糖尿病ですが、インプラント治療はできますか?
金属アレルギーは大丈夫ですか?
インプラントができない人はいますか?
インプラントに上にかぶせる「被せ物」が壊れることはありますか?
即日インプラント(その日のうちに歯が入るインプラント)はできますか?
インプラントはどの歯科医師でもできますか?
骨の量が少なくても大丈夫ですか?
喫煙者ですが、インプラント治療はできますか?
高血圧ですが、インプラント治療はできますか?
インプラントに関する質問~手術に関して
インプラントに関する質問~治療後に関して
食べ物で気をつけたほうがよいものはありますか?
将来、体に害はないですか?
インプラントが歯周病になったらどうしますか?
他人からインプラント治療を受けたことが分かってしまいませんか?
手術後、腫れたりしませんか?
手術後の運動は大丈夫ですか?
手術後の食事は大丈夫ですか?
手術後のお風呂は大丈夫ですか?
手術後の歯磨きはしてもいいですか?
薬は飲まなくてもいいですか?
手術後は歯が抜けたままですか?
定期的な検診は必要ですか?
自分の歯と同じように噛むことはできますか?
手術後に注意することはありますか?
インプラントはどのくらいもちますか?
歯と歯ぐきの間・歯と歯の間に食べ物がつまりやすくなった気がします
噛みごこちが少し違うのですが......
インプラントをして数年後にインプラント体が動揺・脱落してしまった
鼻から頬にかけて、感覚異常があるのですが......
あごの骨が少なくなってきた気がします
頬や舌のあたりを、噛んでしまいます
発音しにくくなった気がします
歯周病に関する質問
表側矯正と裏側矯正の違いは何ですか?
歯を動かすためのブラケットという装置を、歯の表側につけるか裏側につけるかの違いです。治療中の見た目をどの程度求めるかによって、表か裏かをお選びいただけます。どちらを使っても、治療期間や仕上がりに大きな違いはありません。とはいえ、費用面は、裏側矯正の方が高いことの方が多いです。
以前は表側(唇側)矯正に使うブラケット素材が金属だったので、歯が見えたときにはギラッと装置が目立ちました。そのため、矯正歯科治療中の審美性を求められる方は裏側(舌側)に装置をつけるしかありませんでした。
しかしブラケットの開発は日々進化しており、現在では表側(唇側)矯正でも歯の色にそっくりで変色もしないセラミックブラケットが主流となりました。しかし、やはり表側に装置がつくことにどうしても抵抗がある場合は裏側(舌側)矯正が有効です。
裏側からの矯正は、以前は話しにくい、舌が痛い、食べ物が詰まる、歯磨きがしにくいなどの問題がありましたが、現在は装置の進化に伴い、ほとんど気にならないレベルになりました。また、むし歯になるリスクが1/4、むし歯の重症度が1/10というヨーロッパでの報告もあります。
治療期間や仕上がりは表側と裏側の差ではなく、治療前の噛み合わせの状態に左右されると考えられますので、見た目と費用のご希望に合わせて表か裏かを選択できます。
矯正歯科治療は何歳まで受けられますか?
矯正に年齢制限はありません。
歯周病のように歯がグラグラになっていない限り、何歳でも治療は可能です。ただし、悪い噛み合わせを何十年も放置していた結果、治療が難しくなる場合もありますので、できるだけ早く治療を開始することをおすすめいたします。
上の前歯の並びだけが気になるのですが、部分的な矯正はできますか?
はい。当院では部分矯正も行っています。
とはいえ、部分矯正と言っても、問題がある歯のみに装置をつけて歯を動かすことはできません。全体の噛み合わせを考えて、装置をつける箇所を判断する必要があるからです。どの程度装置をつける必要があるのか、治療期間にも個人差があることをご了承ください。
矯正歯科の治療費も医療費控除の対象になりますか?
子ども:認められます。
成人:当院では、診断時にお渡しする治療計画書のコピーを控除申告時に添付していただいております。
詳しくは、国税庁のHPをご覧ください。
国税庁HP:http://www.nta.go.jp/
●医療費控除を受けるための条件は?
医療費控除は、1月1日~12月31日の1年間に支払った医療費が10万円を越えた場合の超過分に対して適用されます。ただし、年間所得が200万円未満の場合、所得×5%を基準として超過分に対して適用されます。
矯正歯科治療では抜歯が必要だと聞いたのですが...
治療上必要があれば抜くことはあります。
できる限り歯を抜かないで治療することは、矯正医も患者さまも気持ちは同じです。あごを横に拡げたり、歯を後ろに動かしたり、歯の幅を狭くしたりして隙間を作ることができる場合は、歯を抜く必要がありません。
しかし、隙間を作れなかった場合や、口元が前に出ているのを改善したい方は、抜歯が必要な場合もあります。
矯正歯科の治療期間と通院間隔はどれくらいですか?
治療の難易度、歯の動き方の個人差にもよりますが、通常の治療方法で平均1半年~2年くらいが一般的な治療期間です。通院ペースは1か月に1回が平均的です。
矯正治療中に引っ越した場合は、どうすればいいですか?
当院へ通院していただくことが不可能な地域への引っ越しでしたら、引っ越し先近隣の矯正歯科医院への継続治療の依頼をしております。
矯正歯科治療中の痛みはどの程度ですか?
痛みがまったくないとは言えませんが、想像されているより痛くありません。ブラケットにワイヤーを装着すると、持続的な力が歯にかかります。歯が動くときには、骨の中の歯根周囲で炎症反応が生じ、それが痛みの原因となります。そのとき、むし歯の痛みと違った歯が浮くような感じがする場合や、物を噛むときに鈍い痛みを覚えることがあります。
この痛みは数日続くことがありますが、1週間くらいで消失します。当院では治療初期には極めて弱い力で歯を動かしますので、炎症の度合いが少なく、あまり痛みを感じることはないでしょう。痛みの感じ方は個人差がありますが、実際に当院に通院中の方の中には「まったく痛くありません」と言われる患者さまもたくさんいらっしゃいます。
また、痛みの原因のひとつである「バンド(奥歯に固定する金属の装置)」は、当院では一切使用しません。これも痛みを減らすことができた大きな要因です。
矯正装置が壊れたらどうすればいいですか?
装置が壊れた、外れた場合は、なるべく早くご連絡ください。次回のお約束日にでも大丈夫な場合と、至急処理しなければならない場合があります。
矯正装置は入れ歯などと異なり、治療期間内にだけ効果を発揮する器具です。耐久性を求めることが目的の装置ではないので、治療中に壊れてしまうことがあることをご理解ください。
矯正装置をつけたら、食べ物の制限はありますか?
キャラメル、ガム、グミなどが引っ掛かり、ワイヤーが壊れてことがありますので控えたほうが無難です。
矯正装置をつけたままスポーツや楽器の演奏はできますか?
できますが、注意が必要な場合があります。まず、トランペットのように唇にマウスピースを押しつけるタイプの楽器は、表側に矯正装置がついていると痛いことがあります。また、スポーツでは格闘技が要注意です。
こういった場合は、装置をガードする歯科用マウスピースを使って対応することができますので、治療前にご相談ください。
矯正歯科治療後、もとに戻ったりしませんか?
すべての患者さまは、矯正装置を外したあとに保定を行う必要があります。装置を外した直後の歯はかなり動揺していますので、きちんと保定を行わないと歯が動き出す場合があります。
通常この保定には、保定装置(リテーナー)という後戻りを防止する装置を用います。この装置をきちんと使用することも矯正歯科治療の大事な部分です。保定期間は、最低でも歯を動かしたのと同じ期間、できれば2年は必要です。その後も正しい噛み合わせを維持するためには、年に1回の定期検診を受けることが大切です。
矯正歯科治療中に妊娠しても大丈夫ですか?
大丈夫です。つわりが激しい時期など長時間の診療や通院が難しいこともありますが、治療自体が問題になることはありません。
しかし、レントゲン写真を撮ることはできるだけ避けたほうが安心です。妊娠の可能性がある場合は必ずご申告ください。
目立たない矯正器具はありますか?
歯の色に近い矯正装置や透明な矯正装置なら、あまり目立ちません。また歯の裏側に装置をつける方法もあります。
矯正歯科治療中の歯磨きは大変ですか?
歯に何もつけない状態と比較すると、歯磨きは大変です。矯正装置をつけることで歯が磨きにくくなるため、むし歯や歯周病といったお口の中の病気になる方もいらっしゃいます。
ブリッジや差し歯がありますが、矯正歯科治療はできますか?
差し歯は問題ありませんが、ブリッジの歯を動かす必要がある場合、一度ブリッジを外し、1本1本の歯に装置をつけることがあります。
ただし、天然歯(治療をしていない歯)と比べて接着剤がつきにくいため、何度か治療途中で矯正装置が外れてしまう可能性があります。外れたときは、再度接着剤でつけ直せば問題ありません。
しばらく通院できなくても大丈夫ですか?
矯正歯科治療は長期間かかりますから、都合によりしばらく通院できなくなってしまうこともときにはあると思います。たとえば出産やけがのための入院、短期間の留学や受験で忙しいなどです。そのような場合でも、しっかり歯磨きをしていれば特別問題はありません。ただし、その間は治療の進行が遅くなります。
もしも矯正装置が壊れてしまったときには、何らかの応急処置が必要となる場合があります。その際にはすぐにご連絡ください。