2016年4月13日

インプラントの治療にあたって

インプラントの治療は、骨の発育がほぼ完了する16才以上の方であれば、どなたでも行えます。年齢に上限はありません。ただし、以下の方は治療を受けることができない可能性が高くなります。

インプラントの治療にあたって
重い歯周病の方
インプラントの治療にあたって
全身疾患のある方
インプラントの治療にあたって
ヘビースモーカー
インプラントの治療にあたって
妊娠7ヶ月目以降の方

その他、以下の場合に当てはまる方もインプラントが難しくなります。
・歯が抜けてそのままにしていた期間が長い場合
・噛み合わせに問題がある場合
・全身的な疾患があり、手術が出来ない場合
・治療後の定期的なメンテナンスが出来ない人の場合
・骨の成長が激しい若年者(状態による)

重度の歯周病の方は、お口の中の衛生状態が悪い場合が多く、そのままではインプラントを入れることができません。歯周病を治療し、正しい歯磨きを習慣づけてからインプラントの治療を行います。

最も気を付けなければならないのは、体が不自由などの理由で、治療後のメンテナンスが出来ないような場合です。インプラントは治療後のメンテナンスが絶対に必要ですので、このメンテナンスに問題があるような人は、インプラント治療は避けたほうが良いといえます。

骨の量が少なくインプラントが打てない場合には、骨移植などを行なえばインプラントが打てるようになる可能性もあります。

※インプラントが出来ない場合には、ブリッジや部分入れ歯などによる治療となります。

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様々なインプラントメーカー

インプラントに使う素材「チタン」インプラント
インプラントに使用する人工歯根には「チタン」という金属が使われています。チタンの分子レベルが非常に骨と似ているため骨が異物と思わないため他の素材より歯とくっつきやすいのが大きな特徴です。 骨に埋め込んだチタンは3~6ヶ月で結合するので自然の歯と同じようになります。

インプラント治療で最も重要なことが二つあります。

1.インプラントと天然歯が調和した咬合を与えること
2.インプラント治療後のメンテナンスをきちんと行うこと

当院ではインプラント治療の際には、創傷治癒(早く傷を治す事)の観点より、患者さまおひとりおひとりの骨質に対処したインプラント手術ができるように努めています。

様々なインプラントのメーカー

現在の安全性が高い治療システムが確立されるまでには様々な形状・材料で作られたインプラントがありました。 現在では、純チタン・チタン合金の、歯根に似た形状をしたものが主流で、長さ・太さ・表面性状・形状などが違う、たくさんの種類が存在しています。 現在も、より多くの症例に適した治療を提供できるよう研究が進められ、様々な長さ・幅・形状をしたものが製造されています。現在インプラント本体に使用されている材質は、純チタンかチタン合金がほとんどのようです。より骨と強固に結合できるように研究された結果、チタンの表面は酸処理やプラズマ溶射等、各種処理が施されていますが、それらとは別に、本体にハイドロキシアパイタイトをコーティングしたタイプのものも存在します。

現在、国内外を合せ、およそ200社ものインプラントメーカーがあります。なかもずデンタルスタジオでは、患者さまのあった治療法だけでなく、インプラントシステムにもこだわって治療を行っております。信頼性のある機能を兼ねそろえたものを考え各種インプラントシステムを採用しています。これらの選択には高度な知識が求められますので、精密検査を行った上で歯医者さんが判断することになります。

代表的なものとして挙げられるものは下記になります。

3iインプラント3iインプラント
【原産】アメリカ
【製造】Implant Innovations社
【性状】オッセオタイト

3iインプラントはアメリカのImplant Innovations社が製造しているインプラントで、アメリカでのシェアはトップクラスで、世界的にも第3位という高いシェアを誇っています。3iインプラントの最大の特徴は、特許を取得した「オッセオタイト」という表面性状にあります。

オッセオタイトは微小で均一な粗造構造で、この微細な突起の間にフィブリンの束が絡まってクロット付着を創り出し、このことがインプラントと骨の結合「オッセオインテグレーション」を強力に促進します。一般臨床施設研究で高い成功率をあげており、1,000人を超える患者さまに対して2,500本以上のケースで使用された3iの臨床評価は、5年間平均成功率97.2%、不良骨では98.6%と、非常に高い成功率となっています。

そうした実績から1999年には「骨が不良な部位における治癒実績を改善した唯一のインプラント」としてFDA(※)認証を得ています。3iは日本ではそれほどメジャーなシステムというわけではありませんが、当院では患者さまに合わせてこのタイプを採用することもあります。
※FDA=米国食品医薬品局

スイスプラススイスプラス
【原産】アメリカ
【製造】Zimmer Dental社
【性状】オッセオタイト HA Implant Spline twist MP-1(通称カルシテックインプラント)

スイスプラスは、スイスで開発されたITIインプラントを模倣して、アメリカ・ジーマデンタル社で作られたインプラントです。スイスのITIを越えられるようにとスイスプラスの名前が付けられています。 表面はSBMブラスト処理によりザラザラした性状になっており、このことが本体と骨との結合「オッセオインテグレーション」を促進しています。

HAインプラントHAインプラント
【原産】アメリカ
【製造】Zimmer Dental社
【性状】オッセオタイト HA Implant Spline twist MP-1(通称カルシテックインプラント)

HAインプラントは、骨の硬さを選ばず埋入できる特徴を持つ世界でもセルフタップで埋入できる唯一のHAインプラントです。インプラントの表面に、ハイドロキシアパタイト(HA)を使用しているため、他のどのインプラントより顎の骨と結合しやすいといわれています。コーティング技術は、プラズマ溶接MP-1と呼ばれ、97%のHA結晶構造を有するため、コーティングの剥離や吸収の問題報告もほとんどありません。

カルシテックインプラントは「バイオインテグレーション」と呼ばれる結合様式で、他のインプラントと比べ骨の伝導性に非常に優れ、骨の状態が悪いところにでも使用可能。特に、抜歯即時埋入と呼ばれる、抜歯を行った当日に抜歯窩を利用してそこにインプラントを埋入してしまう方法は、カルシテックインプラントを使用することにより可能となります。この埋入方法は、痛みや腫れがほとんど出ないことが特徴です。スプラインMP-1の最も得意とする症例といえるでしょう。

インプラントとアバットメントの接合様式は、スプラインと呼ばれる独自の構造を有し、アバットメントの回転抑止やスクリューの弛み防止などにすばらしい能力を発揮し、多くのインプラントに起こるトラブルを防止します。状態が良ければ手術当日より仮歯が入れる事ができます。また、チタン製のインプラントより治癒期間が早いのも特徴です。

POI-EXインプラントPOIインプラント
【原産】日本
【製造】京セラメディカルマテリアル社
【手術】主に1回法(2回法もある)
【性状】陽極酸化、HAコーディング

POIインプラントは、日本最大のインプラントメーカーであり、日本のインプラントシステムの中では最も歴史のあるものです。

アストラテックインプラントアストラテックインプラント
【原産】スウェーデン
【製造】Astra Tech社

アストラテックインプラントは世界的な製薬・医療器具メーカーであるアストラゼネカ社のグループ企業、アストラテック社により開発されたインプラントです。世界第3位のシェアをもつ、比較的新しいシステムではありますが、ブローネマルクのシステムの複雑な面を改善し、ITIの利点を取り入れたシステムであるといわれています。

生体親和性に優れ、歯周病に対する抵抗力が高く、長期間安定して使用出来る素材である純チタンを用いた歯科用インプラントで、1985年から開発に取り組み、現在その研究開発力と長期安定性は世界中で高い評価を受けています。

アストラは、二酸化チタン(TiO2 )の粒子をフィクスチャー表面に吹き付けて表面をブラストすることにより、表面を均一な粗造面にして、骨組織との機械的な結合をより強固にするというものです。

ブローネマルクブローネマルク
【原産】スウェーデン
【製造】Nober Biocare社
【手術】2回法

ブローネマルクは、ブローネマルク博士の研究を元に開発された、40年の実績のある世界的に普及しているインプラントです。2回法で行うことが多く、治療期間が比較的長いのが特徴です。インプラント体が長く大きい傾向があるため、アジア人や日本人の治療には、骨の幅や厚さの関係から、扱える症例がやや限られる傾向があります。

ストローマン(ITI)ストローマン(ITI)
【原産】スイス
【製造】Strauman社
【手術】1回法

ストローマンは代表的な1回法のインプラントで、スイスのベルン大学とストローマン研究所との協力で開発、1974年に臨床応用された、歴史ある信頼性の高いインプラントです。骨結合が早く得やすい表面処理が、特徴の一つです。

ストローマンの最大の特徴は、研究に対する取り組みに特に力を入れている点で、ITI(International Team for oral Implantology・口腔インプラント学のための国際チーム)という、非営利の大規模な学術機関と密な連携体制にあります。そのため、ストローマン社のインプラントは長らく、ITIインプラントと呼ばれてきました。

研究にかける費用はインプラントメーカーの中で随一で、豊富なデータや研究結果に基づいた、信頼性の高いインプラントを作り続けています。ストローマンは、インプラント体が比較的小さめのため、日本人の顎に合いやすいシステムでもあります。

リプレイスセレクトリプレイスセレクト
【原産】スウェーデン
【製造】Nober Biocare社
【手術】1回法

リプレイスセレクトは元々、アメリカの「ステリオス」というインプラントでしたが、数年前、ノーベルバイオケア社が吸収合併し、リプレイスセレクトという名前に変わりました。

同社のブローネマルクは本体が長めのため、骨の厚みや高さが少ないケースでは使用が難しい傾向がありましたが、リプレイスセレクトは短めになっているため、骨の厚みや高さが少ないことが多い日本人に向いているインプラントであると言えます。リプレイスセレクトはブローネマルクの器材が使用できるため、ブローネマルクからリプレイスセレクトに乗り換える歯科医院も増加してきています。

アンキロスアンキロス
【原産】ドイツ
【製造】Degussa社
【手術】1回法

アンキロスは1985年に、フランクフルト大学のG.H.Nentwig教授と、チューリッヒ大学のW.Moser工学博士により開発されたトシステムです。アンキロスの表面はサンドブラスト処理で、上部構造に負荷がかかる段階での骨吸収を減少させるといわれています。 インプラント周囲の組織の状態の安定性が高いシステムであるといわれています。

カルシテックインプラントカルシテックインプラント
【原産】アメリカ
【製造】Calcitek社
【手術】2回法
【性状】HAコーティング

カルシテックインプラントはアメリカのカルシテック社が製造している、HAコーティングのインプラントです。HAとは「ハイドロキシアパタイト」の略で、HAは骨の無機質の大部分を占めるものです。インプラントの表面をHAでコーティングすることによって、インプラントと骨の結合「オッセオインテグレーション」を促進しようというのが、HAコーティングの狙いです。

カルシテックのHAコーティング技術はMP-1と呼ばれ、97%のHA結晶構造を有しています。その結果、HAコーティングの問題点であった剥離や吸収などの問題がほとんど報告されていません。 また、スレッドタイプではHAコーテッドインプラントで唯一、セルフタップ様式です。

プラトン(プラトンバイオ)インプラント プラトンインプラント
【原産】日本
【製造】PLATON社
【手術】主に2回法(1回法もある)
【性状】ブラスティング+酸エッチング処理、HAコーティング

プラトンインプラントは日本の歯科医師、企業、大学などが協力して開発した、日本製のインプラントシステムです。表面性状はブラスティング+酸エッチング処理で、均一な凹凸と安定した酸化膜を形成し、オッセオインテグレーションを促進させます。

最近ではインプラント体表面にHAコーティングを施した、「プラトンバイオインプラント」が開発されました。

バイコンインプラントバイコンインプラント
【原産】アメリカ
【製造】BICON社
【手術】1回法、2回法、イミディエート
【性状】ノンコーティング、TPS、HAコーティング

バイコンインプラントは20年の臨床実績と35年の研究開発の実績を持つ、歴史のあるインプラントシステムです。細菌の侵入を防ぐと言われている1.5°ロッキングテーパーや、360゜どの方向にも回転させて位置決めできるアバットメント、セメントやスクリューを必要としないバイコンインテグレーテッドアバットメントクラウンなど、バイコン独自のシステムが多数取り入れられています。

バイコンインプラントは他のインプラントに比べ、非常に選択肢の多いインプラントシステムであると言えるでしょう。

AQBインプラントAQBインプラント
【原産】日本
【製造】アドバンス社
【手術】1回法
【性状】HAコーティング

AQBインプラントはアドバンス社が製造している、国産のインプラントです。手術は1回法で治療期間は約2ヶ月と、患者さまにとって負担が少ないことが特徴のインプラントシステムです。

IATインプラントIATインプラント
【原産】日本
【製造】石福金属興業社
【手術】2回法
【性状】放電加工

IATインプラントは石福金属興業社が製造している国産インプラントです。IATインプラントに特に目新しい部分はありませんが、逆にこれまで確立された基本的なインプラントシステムを踏襲しているので、安心感があるといった見方も出来ます。

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専用オペ室完備、CTによる診断とサージカルガイドによる正確な治療

カウンセリング、検査、治療、すべてをていねいに対応いたします。元どおりに限りなく近い状態のお口を...と願う患者さまに、豊富な知識と確かな技術でお応えします。

インプラント

「入れ歯のように、顔つきを変えない義歯を入れたい」
「歯があったときのように、食事を美味しく食べたい」
「入れ歯を作ってみたけど、どうしても馴染めない」

「第二の永久歯」と言われるほどメリットの多いインプラントは、上記のようなお悩みを持つ患者さまにおすすめしたい治療方法です。当院は、治療に最適な「インプラント専用オペ室」とCTほか設備を揃え、安全な外科治療を行っています。

インプラントとは

インプラント

一般的に歯を失う原因は、齲蝕(むし歯)や歯周病(歯槽膿漏)が多いのですが、外傷によって、人によっては先天的に歯が無い場合もあります。インプラント治療とは、歯を失ってしまった歯が無い部位(歯肉部分)の顎の骨に、歯槽骨との親和性に優れたチタン製の小さな人工歯根[=インプラント]を埋め込んで強固な土台を築き、この上にセラミックなどの人工の歯を装着する『最も合理的に歯を再生できる治療方法』です。インプラント治療は1本の歯がなくなった場合から全部の歯がなくなった場合まで、幅広く適用できる治療方法です。

POIインプラントインプラントは古くから研究が重ねられ、現在の材質や形、手術法が開発されました。当院ではPOIインプラントを使用しております。POIインプラントは、日本のインプラントの中で最も歴史があり、日本人の顎の大きさ、骨の形状を考慮した上で開発されたものですので、安心してインプラントの治療を受けて頂けます。

インプラント治療に成功すれば違和感なく噛めるようになりますが、トラブルを起こすケースや患者さまの症状、お口の中の状態により治療を出来ない場合もあります。また、インプラントを維持して行く上で、ご自身でのプラークコントロールや歯科医院での定期検診はとても重要です。お口の衛生状態を綺麗に保てない方にはお勧めできません。気になる事がございましたら、お気軽に当院までご相談ください。

当院のインプラント治療に対する考え方インプラント治療に対する考え方
患者さまに少しでも安心して治療を受けていただくために、当院では新たに6つの新基準を設けました。いずれも国内では最高ランクの安心基準です。

1.オペ室完備(口腔外バキューム、無影燈、ビジュアルマックス、動線確保の可能な広い個室、体に負担の少ないソファー)2.徹底した滅菌、衛生管理3.最新設備完備(歯科用CTなども含む。血圧、酸素血中濃度管理も可能。体に疾患をお持ちの患者さまには心強いです。)4.経験豊富なドクターと様々な症例に応じた対応(担当制)5.より自然な人工歯を選択できる(歯科技工士の存在と、歯科技工士によるこだわりのシェードテイキング)6.患者さまに合った安心安全なインプラント体の使用

歯を失った時の治療には、インプラントの他に、クラウンブリッジ、義歯などがありますが、インプラント治療は外科手術のため、術前にCTによる正確で精密な検査と綿密な診査診断が不可欠です。

インプラント治療にはこんなに多くのメリットがあります

・自分の歯のようによく噛める
・見た目の自然な美しさ
・噛み合わせが良くなる
・まわりの歯を傷つけない
・顎の骨が痩せるのを防ぐ
・噛む機能が回復することで食べ物の制限がなくなり、バランスの良い食事が楽しめる
・自然な外観や表情を取り戻すことができ、人前で話すことも全く平気になる

インプラント上部に装着する歯は、歯槽骨と結合したインプラントと、硬質合金のアバットメントによって、しっかりと固定されるので、歯科インプラントは、"見た目の美しさだけでなく、本来の自分の歯と同じ感覚で、力強く噛む"ことができます。

この上部の歯は、セラミックの他、硬質プラスチックや貴金属など、ご予算に応じて素材を選択できます。

インプラント本体の耐久性等特に心配ありませんが定期的なメンテナンスは不可欠になります。腐蝕や欠損がほとんど起こらない純チタンを素材とするインプラントは、金属アレルギーの方でも安心して、半永久的にご利用いただけます。

インプラントは顎の骨の中に歯根のかわりのネジを埋め込むので、噛んだ時の感触、咬み応えが自分の歯に限りなく近い感覚に戻ります。そして、噛むこと、味をしっかり感じる事ができるので、脳への刺激も強くなります。口元のアンチエイジングに効果的です。

チェック!!
歯槽骨(しそうこつ)とは?歯槽骨
すべての歯は、歯肉の下の歯槽骨によって支えられています。そして、インプラントも同様に、歯槽骨と強固に結合し、歯と同じ役割を果たします。 したがって、インプラントの治療では、歯槽骨の状態がとても重要で、当院では、高解像度のデジタルレントゲンを使用し、歯槽骨の密度や量を正確に解析しています。 また、歯槽骨が足りない患者さまの場合には、骨を増やす治療も行っています。
CT
CTでの精査診断について

こんな方におススメします!!
・まだ30歳代なのに、前歯が一本抜けた
・抜けた両脇の歯を削ってブリッジか入れ歯かと言われたけれど、健康な歯を削ったり入れ歯にするのは嫌!!
・入れ歯は、口が狭く感じたり、味も分からないってきいたから嫌!! 美味しい食事をしたい。
・ブリッジはバネをかけている歯がグラグラしてくるってきいたから嫌!!
・むし歯のため、歯が部分的にない。ない歯の数が多くブリッジができない。

インプラント
総入れ歯を2本のインプラントでしっかりと固定できます。
インプラント
部分入れ歯を金属バネなしでしっかり固定できます。
インプラント
ブリッジのように両側の歯を削ることなく、1本の歯だけを取り戻せます。

<チェック表> 入れ歯でどのような事に不便さを感じますか? このような方におススメいたします。
☑ 奥歯が無い
☑ 入れ歯に違和感を感じる
☑ 入れ歯に物が挟まったりするのが嫌
☑ 噛む力が弱い(噛みにくい)
☑ 健康な歯を削るのが嫌
☑ 自然な歯を取り戻したい
☑ 上手に話しが出来ない
☑ 好きなものを食べられない
☑ 臭いが気になる
☑ 筋肉が衰え老けこんで見える
☑ 歯周病が心配
☑ 入れ歯が気になって口を開けられない
☑ 入れ歯がすぐ外れてしまう
☑ 定期的な入れ歯の床の張り替えが面倒

お口の中のストレスは体にも心にも影響します。
上記の項目にチェックが入る時は、インプラントをお勧めいたします。

失った歯を補う3つの方法

失った歯を補う治療には3つの方法があります。取り外し式の「入れ歯」、固定式の「ブリッジ」「インプラント」です。なかでもインプラントは、入れ歯やブリッジの欠点を解決した「歯に優しい最善の治療方法」とされています。

インプラント ブリッジ 部分入れ歯
インプラント
人工のチタンでできたネジのような人工歯根を歯の根っこの代わりとして顎の骨の中に埋め込み、その上に人工歯を装着する治療法。本物の歯のような感覚が魅力ですが、骨を削るのでオペが必要となります。
ブリッジ
ブリッジは、一体化された複数の人工歯を左右両隣りの歯で固定する「接着式の治療法」です。歯のない部分を補うために抜けた歯の両隣の歯を削り、3本以上で連結させた人工歯で橋をかけます。
入れ歯
入れ歯は留め金と人工歯が一体となった「取り外し式の義歯」で、抜けた歯の両端の歯に留め金などを掛けて固定させる治療法です。
部分入れ歯:左右両方の奥歯を失った場合や、一番奥の歯を失った場合には部分入れ歯を使用します。
総入れ歯:すべての歯を失った場合は、歯茎の上にのせる総入れ歯(総義歯)を使用します。

インプラント治療と従来の治療法との大きな比較
義歯(入れ歯)
入れ歯
利点 ・治療法が比較的単純で、治療期間が比較的短い
・保険適用できる(但し、金属床などは自費治療)
・歯を少しだけしか削らない=たくさん削らなくて済む
・ほとんどの症例に適応できる
・取り外し式で清掃しやすい
 
欠点 ・プラスチックの床の部分が歯茎に接し、異物感を感じやすい
・取り外し式で、天然の歯と同じようには噛めない
・を掛ける歯に負担が掛かるバネのかかる(留め金)歯に負担がかかりやすい
・審美的に問題がある
・外れやすく慣れるまで違和感がある
・噛む力が弱くなる
 
ブリッジ
ブリッジ
利点 ・しっかり固定され異物感がほとんどない
・保険適用できる(但し、セラミックなどは自費治療)
・固定性のためしっかり噛める
・噛む力はほぼ変わらない
 
欠点 ・土台となる天然の歯を比較的多く切削する
・土台となる歯に過剰な負担がかかる
・隣接した歯を2本以上削らなければならない
・足りない歯の分の咬合力を他の歯が補う為、負担が大きい
 
インプラント
インプラント
利点 ・違和感がほとんどない
・ほかの天然の歯を切削せず、負担もかけない
・固定性のため、しっかり噛める
・ブリッジや義歯に比べ、長持ちしやすい
・自立している周りの健康な歯にダメージを与えることがない
・しっかり固定されるため違和感がなく、天然歯に近い感覚を得られる
 
欠点 ・保険適用できないため、費用がかかる
・外科処置をともなうため、重度の糖尿病などの全身疾患をおもちの方には適用できない
・治療期間が比較的長い
 

インプラントは第二の永久歯

インプラントとは永久歯は二度と生えてきません。インプラントは入れ歯と違い、固いものを良く噛むことができ、まるで自分の歯のように食べ物を直接感じることができるので、食事を美味しく食べられます。 お話の際もしゃべりにくいなどの不快感もなくなり、 自然の歯と同じ運動ができるようになります。

インプラントとは?
骨を削って、歯の根の代わりとなるネジ(人工歯根)を埋め込みます。インプラントは外科手術が必要になることと、どの術式も保険がきかないので費用面で高価になってしまいます。また、骨の状態によってはできなかったり、術前に処置が必要となります。しかし術後は「第三の歯」といわれるほど自分の歯に近い感覚を取り戻せるのが魅力の治療方法です。

将来の健康な歯と、口元のハリをなくさないために...
インプラントで取り戻せるもの。それは食事の楽しさや笑顔、そして会話の楽しさ。食生活や口内環境が快適になることで、心身ともに健康に...そして、またお口を開けて笑えるようになったとのお声も。笑顔やおしゃべりは、顔の筋肉も活性化するのでいつまでも若々しくいられます。

当院では、特にインプラント治療に力を入れています。インプラントに限らず毎月数多くのセミナーを受講、常に最新の歯科医療の知識と技術の向上にこころがけており、症例の臨床経験も豊富です。

<インプラントができない方>
・重度の歯周病の方
・重篤な糖尿病の方
・骨粗しょう症のお薬を飲まれている方
・妊娠中の方

なかもずデンタルスタジオのインプラント治療について

あってはならない失敗を防ぐためにも、なかもずデンタルスタジオでは「インプラントオペ室」「歯科用CT」「無影燈」などの最新の機器が必要不可欠だと考えております。特に歯科用CTの導入率は一般の歯科医院には普及していない機器も多く、1%未満、オペに欠かせない無影燈の普及率も国内で焼く10%未満といわれています。もちろん、治療説明書もおつくりしてお渡ししています。

常に最新の技術を取り入れ、安心して受けられるインプラント治療を
― 当院のインプラント治療は状態に応じて、最適な治療法を使い分けています ―

インプラント治療

インプラント治療は、部位や本数、骨の厚みなどにより手術方法や時間、費用に違いがあります。個室のカウンセリングルームでインプラントについての説明(インフォームドコンセント)と治療の流れの説明と、レントゲンやCT撮影を行い詳しい状況を把握した上で治療を進めていきます。手術時は、通常局所麻酔で行いますので痛みを感じる事がありません。

<インプラントのより詳しいメリット>
1.自分の歯のようによく噛める(違和感がない)
2.噛み合わせが良くなる
3.周りの歯を傷つけない(ブリッジのように、健康な歯を削る必要がない。健康な歯を削ってしまうとその歯の寿命は短くなってしまうので、非常に大きなメリットです)
4.見た目の自然さ(自分の歯のように見える)
5.顎の骨が痩せるのを防ぐ
6.噛む機能が回復することで食べ物の制限がなくなり、バランスの良い食事が楽しめる
7.咀嚼能率(ものを噛み砕く能力)が歯科技工の中で最も高い(天然歯の約80%)
8.自然な外観や表情を取り戻すことができ、人前で話すことも平気になる

<インプラントのより詳しいデメリット>(一般的な歯科医院での設備的なデメリット含む。但し当院では解決済)
1.骨の状態によってはインプラントが出来ないことがある(不十分な場合でも骨を作る手術で可能になる場合がある)
2.状態によっては術前の処置が必要になるため、きちんと対応ができる医院を選ぶ必要がある(当院には経験豊富なドクターがいます)
3.術野の確保や安心安全な環境に必須な「オペ室」や「無影灯」の設置が必要(当院ではクリアしています)
4.精査診断が必要なため、歯科用CTが不可欠で、豊富な知識と経験のあるドクターが必要
5.手術が必要。完治までの治療期間が長い(個人差にもよりますが、約3ヶ月~1年)
6.歯周病などで歯ぐきが下がっている場合には、見た目の回復が困難な場合もある
7.治療後のメインテナンス(定期検診や歯磨きなど)がしっかりと出来ない人にはあまり向かない
8.値段が高い(個人差がありますが、1本約35万円~ほどかかる)

※インプラントには必ず手術が伴います。それほど大きな手術ではありませんが、他の方法(ブリッジや部分入れ歯)では手術が必要ないことを考えると、デメリットだと言えるかもしれません。

増骨手術について
「骨がないためインプラント手術は無理」と診断されたことはありませんか?
インプラントはあごの骨に埋め込んで固定させるため、土台となる骨が少ない(薄い)と手術ができません。
当院では骨の再生治療(骨を造る)を行うことで、骨が薄い方にもインプラント治療を受けていただくことができます。他の医院でインプラント治療を断られた方も、骨再生での実績豊富な当院にご相談ください。

インプラントが難しい場合の治療法(増骨手術)ついてはこちら

感染対策

感染対策治療において、忘れてはならないことが感染対策です。昨今、病院などでの院内感染が問題になっています。残念ながら日本は、ヨーロッパなどの欧米圏に比べ、感染への意識がまだまだ低いのが現状です。当院では、コップやエプロンまで可能な限りディスポーサブル(使い捨て)を徹底しております。使用するミラーやピンセットは、滅菌パックに入れ、バーやタービンなども患者さまごとに毎回滅菌しています。毎回新しいグローブを患者さまの前で着用しています。

院内感染に対する当院の取り組み
インプラント治療は、生体に生体外物質を移植する手術を伴います。植立するインプラントはもとより、手術器具等の滅菌レベルは、最高レベルを維持しなければなりません。そのインフラとして重要なのが滅菌器及び、医療器具に特化した自動洗浄消毒器です。院内感染の発生を防止するためには、その予防策を講じ、発生した感染を拡大させないことが基本原則となります。そのためには感染症の原因となる病原微生物の特徴を理解し対処することが重要です。歯科で使う器具は非常に複雑な構造をしたものが多いです。複雑な構造の器具の隅から隅まで滅菌し感染を防ぎます。

感染対策感染対策感染対策

当院では、スタンダード・プリコーション(標準的予防措置)※という血液などにより拡散する病原体から、患者さまや医療従事者を保護するために設定された「予防基準」という考え方を取り入れ、院内感染予防対策に取り組んでいます。歯周病予防治療、むし歯治療からインプラント治療に至る、全ての手技器具を滅菌しております。どうぞ、安心してインプラント治療にお臨みください。

※スタンダード・プリコーション(標準的予防措置)は
・血液
・血液の混入如何に関わらずあらゆる体液、排泄物、分泌物(汗を除く)
・傷のある皮膚
・粘膜との接触
に適用されます。

最新の設備とCTによる正確な検査、確かな技術力。大阪(堺市)で安心・安全で最良のインプラントをお望みなら当院へご相談下さい。

当院のインプラント治療について

  • インプラントとは
  • インプラントとはインプラントとはどのような治療法なのか、治療を受けることができない方、インプラントの手術について。
  • 詳しくはこちら
  • 他の治療法との違い
  • 他の治療法との違い入れ歯・ブリッジ・インプラントのメリット、デメリットを比較しています。
  • 詳しくはこちら

  • 最新の治療技術
  • 最新の治療技術国内屈指の歯科知識と最新テクノロジーの融合。最良、最新の歯科技術と最高のホスピタリティで目の前の人を幸せにします!
  • 詳しくはこちら

  • インプラント治療の流れ
  • インプラント治療の流れインプラントの治療の流れを問診・カウンセリングから保守・メンテナンスまで詳しくご説明いたします。
  • 詳しくはこちら
  • インプラントの症例
  • インプラントの症例インプラントのよくある症例をご紹介、失った歯の状況やご予算によって治療内容が変わってきます。
  • 詳しくはこちら


  • 様々なインプラントメーカー
  • インプラントの種類当院では、信頼性のある機能を兼ねそろえたものを考え、患者さまに合った各種インプラントシステムを採用しています。
  • 詳しくはこちら

その他の機器について

インプランターインプランター
~インプラント手術には欠かせない先進技術を駆使した機械~

個人差のある顎の骨の硬さや量、薄さに合わせ自動で制御し、迅速・正確にインプラントを顎の骨に埋め込みます。

無影灯無影灯
~歯科手術用照射用機器(インプラントの手術には必要不可欠な設備)~

手術をしている部位に影ができない照明。
歯科ではまだ稀な設備で複数ライトで口腔内全体を均一照射。
治療部位がはっきりと見えます。